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サンズチャイナ、18年7-9月期決算は30%増益(筆頭株主発表)
2018.10.25 09:55
サンズチャイナ(01928.HK)は25日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)が決算報告書(米国会計基準)を発表し、マカオ事業の2018年7-9月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。
サンズチャイナの純営業収益は前年同期比13%増の21億5000万米ドル、純利益は13%増の4億5400万米ドルに達した。
事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」(澳門威尼斯人)の純営業収益は22.1%増の8億5700万米ドル。EBITDAは30.3%増の3億4400万米ドルに上り、EBITDAの利益率は前年同期を2.5ポイント上回った。
大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」(金沙城中心)は回復が続き、純営業収益が15.0%増の5億3700万米ドル、EBITDAが22.1%増の1億8800万米ドルに達した。
さらに総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」(澳門百利宮)も堅調で、純営業収益は19.3%増の1億6700万米ドル、EBITDAは3.9%増の5300万米ドルだった。
2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」(澳門巴黎人)は低迷し、純営業収益は5.4%減の3億8900万米ドル、EBITDAは10.3%減の1億2200万米ドルだった。
マカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」(澳門金沙)が回復が続き、純営業収益は12.7%増の1億6000万米ドル、EBITDAは前年同期と変わらずの4100万米ドルだった。
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/10/25)
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