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天美（控股）、大規模再編が遅延
2018.08.02 10:38
天美（控股）（01298.HK）は8月1日、筆頭株主の交代や企業再編・分割、現物配当、債券発行、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）を含む大規模な再編計画について、当初の予定スケジュールが遅延すると発表した。計画発効条件の一部が現時点でも達成できていないためと説明。計画の進ちょくはあらためて開示するという。
再編計画によると、企業再編・分割が実施され、分離資産が集約された「Techcomp Instrument Ltd」（天美インストルメント）の株式は天美（控股）の株主に1株あたり1株の比率で現物配当される予定（すでに2018年7月20日に権利落ち済み）。
また、新筆頭株主となる予定の雲南省能源投資集団有限公司（雲南省能源投資）は未保有株に対し、1株あたり3.267HKドルでマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。天美インストルメントの株式が非上場であるため、現在の筆頭株主である労逸強・総裁は現物配当された天美インストルメントの株式に対し、1株あたり0.84HKドルで買い取るボランタリー・オファー（公開買付）も実施するという。
（同件につきましては、2018年6月29日付「大規模再編の予定スケジュール」、2018年4月25日付「大規模な再編を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/08/01)
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