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天津津燃公用、華潤燃気との合弁会社に全保有株売却で筆頭株主が備忘録
2018.06.11 10:04
天津津燃公用(01265.HK)は8日、筆頭株主の天津市燃気集団有限公司(天津燃気)が保有する同社株すべて(現在の発行済み株数の70.54%)について、天津津燃公用と華潤燃気(01193.HK)との合弁会社「津燃華潤燃気有限公司」(津燃華潤)に譲渡する方向で備忘録が交わされたと発表した。2011年の合弁会社設立時の契約に基づく取引と説明している。
譲渡価格は直近30営業日の平均終値(0.61HKドル)、あるいは直近会計年度のBPS(1株あたり純資産)のいずれか高い方を下限に設定される。取引が実施された場合、津燃華潤は天津津燃公用の株式70.54%を保有する新たな筆頭株主となり、未保有株に対してマンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施することになる。
なお、計画は初期段階にあり、必ずしも実施されるとは限らないと強調している。
今回の情報開示のため、天津津燃公用の株式は2018年6月8日に売買停止となったが、6月11日に取引を再開した。
(同件につきましては、2011年4月2日付「大規模な資産買収が完了」、2010年7月1日付「資産買収にともない上場申請が審査中」、2010年6月29日付「華潤燃気、天然ガス供給事業で天津天聯公用事業の筆頭株主と合弁へ」、2009年10月6日付「大規模な資産買収で契約」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/06/08)
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