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招商局港口、子会社の深セン赤湾港航を親会社に売却へ
2018.02.06 10:40
招商局港口（00144.HK）は5日、上場子会社の深セン赤湾港航（200022.SZ）について、保有する全株式（現在の発行済み株数の66.1％）を筆頭株主の招商局集団有限公司に売却すると発表した。内訳は招商局港口の直接保有分（同33.58％）に加え、37％出資する中国南山開発（集団）股フン有限公司（中国南山）の保有分（同32.52％）となる。深セン赤湾港航の株式の売却価格は1株あたりA株で25.47元、B株で13.35HKドル、売却総額（中国南山の分も含む）は香港ドル換算で122億5844万HKドルに上る予定。招商局港口は回収した資金を運転資金や将来の投資などに充てるほか、約38億8200万HKドルの売却益を計上する見込みという。
売却後、深セン赤湾港航は招商局港口の兄弟会社となる見込み。広東省深セン市の西部港区での競合回避やグループ内の経営効率化、投資の最適配置などが図れると説明している。また、深セン赤湾港航の株式をめぐる招商局港口と中国南山との受託管理契約も終了となる。
なお、深セン赤湾港航のA・B株は2017年11月20日から売買を停止している。
（同件につきましては、2015年5月22日付「重大な資産再編は深セン西部港区の資産に関連」、2012年9月20日付「招商局国際が同社株を受託管理へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/02/05)
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