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中国広核電力、中電控股に陽江原発の一部を売却
2017.12.13 10:30
中国広核電力（01816.HK）は12日、広東省の陽江原子力発電所を運営する企業の出資持分17％を中電控股（00002.HK）に売却したと発表した。売却総額は少なくとも50億元に上り、取引完了までの運営企業の利益動向を考慮しても70億元は超えない見込み。中国広核電力は回収した資金を債務返済や運転資金などに充てる。
取引完了後、運営会社への出資比率は61.2％に低下したものの、引き続き中国広核電力の子会社にとどまる。また、中電控股は運営会社を持分法適用会社とする。中電控股を陽江原発の運営に引き入れることで、経営・管理レベルの向上などが期待できるという。
陽江原発は1086メガワットの原子炉4基が稼働中のほか、新たに2基の建設を進めており、2018～2019年の稼働開始を予定している。
（同件につきましては、2016年12月1日付「陽江原発の一部売却で中電控股と正式契約」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/12/12)
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