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重慶鋼鉄、宝山鋼鉄や米投資会社など出資の基金が再編に参加へ
2017.10.02 13:18
重慶鋼鉄(01053.HK)は9月30日、会社更生手続きに基づき同社の資産・経営権を引き継いだ管財人による調整を経て、経営再建プランに新たな投資家が参加する見通しを明らかにした。経営再建に参加する意向を示しているのは、四源合(上海)鋼鉄産業股権投資基金中心(四源合基金)と重慶戦略性新興産業股権基金合夥企業(重慶戦新基金)という二つのリミテッドパートナーシップ(投資事業有限責任組合)という。
四源合基金は鉄鋼業界の再編推進を目的としたファンドで、宝山鋼鉄(600019.SS)の親会社、米国の投資会社であるWL Ross and Co. LLC、中米緑色基金、招商局金融集団の4社がそれぞれ25%、26%、25%、24%出資している。
一方の重慶戦新基金はファンドの重慶産業引導股権基金と重慶市の国有企業が共同で設立した。
なお、経営再建プランが失敗した場合、同社の破産、同社A株の上場廃止のリスクもあると強調している。
(同件につきましては、2017年7月27日付「管財人がA株の上場廃止リスクを注意喚起」、2017年7月11日付「更生手続きの開始でA株は8月1日から売買停止に」、2017年5月26日付「A株が約1年ぶりに売買再開へ」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/09/30)
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