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中国建材、株式交換を通じ中国中材を吸収合併へ
2017.09.11 09:46
中国建材(03323.HK)は8日、株式交換を通じて中国中材(01893.HK)を吸収合併すると発表した。中国建材の親会社である中国建築材料集団有限公司は2017年3月に中国中材の親会社である中国中材集団有限公司を100%子会社化し、社名を中国建材集団有限公司(中国建材集団)に変更。親会社同士の再編を受け、中国建材は今回、株式交換を通じて中国中材を吸収合併する計画。交換
比率は中国中材の既存株1株に対し、中国建材の新株0.85株。吸収合併が完了した場合、中国建材は中国中材を100%子会社化し、中国中材の株式は上場廃止・消却されるという。
両社は合併を通じて事業規模の拡大とシナジー効果の追求、統合によるコスト削減、海外市場での競争力強化などを目指すと強調。中国建材は最大30億3574万4400株(再編後の発行済み株数の35.99%)の新株を発行する。
なお、中国中材の2017年9月6日の終値は3.58HKドル。中国建材の同日終値は5.02HKドルであり、対価価値の4.267HKドル(5.02×0.85)は中国中材の終値を19.19%上回る水準。計画の発効には両社の株主総会で特別決議の承認を得ることや、関連当局による承認など、複数の条件をクリアする必要があり、必ずしも実施されるとは限らないと注意喚起している。予定スケジュールはあらためて開示する。
今回の情報開示のため、両社の株式は2017年9月7日に売買停止となったが、いずれも9月11日に取引を再開する。
また、両社の傘下企業、兄弟会社である中国巨石(600176.SS)、寧夏建材【売付のみ】(600449.SS)、祁連山セメント(600720.SS)、中材国際(600970.SS)、中材節能(603126.SS)、天山水泥(000877.SZ)、中材科技(002080.SZ)、北新建材(000786.SZ)の株式も9月7日に売買停止となったが、いずれも9月11日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/09/08)
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