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新疆城建【売付のみ】、大規模な資産再編が完了
2017.09.07 09:55
新疆城建【売付のみ】（600545.SS）は7日、大規模な資産再編計画が完了したと発表した。新疆城建は自社の全資産・負債（現金1億8500万元を除く）を新疆ウイグル自治区ウルムチ市政府の国有企業に22億1240万元で売却。一方で紡織設備メーカー「卓郎智能機械有限公司」（卓郎智能）の出資持分95％を総額97億3750万元で買収した。差額の部分は新疆城建が1株あたり6.17元で12億1962万7217株（再編後の発行済み株数の64.35％）の対価株を割り当てるかたちで支払った。
これにより、民営企業の江蘇金昇実業股フン有限公司が新筆頭株主として、同社株38.05％を保有。筆頭株主だったウルムチ市政府系国有企業の持ち株比率は9.47％に低下した。発行した新株には36カ月のロックアップ（売却禁止）期間が設定される。
再編後、新疆城建の主力事業は紡織設備の製造・販売に転換。再編がすでに完了したと仮定した場合、2016年12月本決算の売上高は再編前の約2倍にあたる63億5275万4000元、純損益は4億5117万1000元の黒字に転換すると試算される。
（同件につきましては、2017年6月22日付「CSRCによる審査を控え売買停止に」、2017年6月21日付「大規模再編の内容を一部変更」、2016年11月18日付「約6カ月半ぶりに売買再開へ」、2016年11月1日付「資産交換を含む大規模再編を計画」、2016年8月9日付「親会社が保有株の大半を入札により売却へ」をご参照ください）
【出所】上海証取サイト上の公告(2017/09/07)
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