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廈門国際港務、A株子会社が親会社のふ頭資産を完全買収へ
2017.08.28 10:26
廈門国際港務（03378.HK）は28日、親会社のふ頭資産をA株子会社の廈門発展股フン有限公司（廈門発展股フン、000905.SZ）が完全買収すると発表した。廈門国際港務は先ごろ廈門発展股フンを通じて廈門港務集団石湖山碼頭有限公司（石湖山碼頭）の出資持分51％を親会社から買収していたが、今回、残りの49％を取得することで契約。49％分の買収額は6億8231万2900元を予定し、すべて現金で支払うという。
廈門発展股フンは買収資金もあり、既存株10株につき最大3株を割り当てる株主割当増資を計画中。増資により最大12億元を調達し、うち6億8000万元分を石湖山碼頭の49％分の買収に充てる。
A株子会社による石湖山碼頭の完全買収を通じ、廈門国際港務は福建省アモイ市でのバルク貨物取扱分野の競争力を一段と強化できると説明している。石湖山碼頭はアモイ港に3カ所のバースを保有し、石炭や鉄鉱石などバルク貨物の積卸事業などを展開。2016年12月本決算の売上高は3億9881万8000元、税引き後利益は1億977万4000元だった。
（同件につきましては、2017年8月16日付「A株子会社が株主割当増資を計画中」、2016年11月24日付「A株子会社によるふ頭買収が完了」、2016年8月15日付「A株子会社によるふ頭買収額が引き上げに」、2016年6月30日付「A株子会社が親会社のふ頭資産を買収へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/08/28)
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