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興業太陽能、新素材子会社のスピンオフ上場の概要
2017.07.03 11:04
興業太陽能（00750.HK）は6月30日、ITO導電膜やPDLCフィルムを中核とする新素材事業を手がける90.1％子会社の中国興業新材料控股有限公司（興業新材料）について、香港証券取引所GEM市場へのスピンオフ上場計画の概要を明らかにした。興業新材料の公募・売出株数は1億2000万株（上場後の発行済み株数の25.0％）、1株あたりの公募価格は1.0HKドルを見込む。上場を通じて興業新材料は約9350万HKドル（諸費用を除く）を調達し、設備投資や新製品の研究開発、製品販売網の構築、運転資金、海外事業の拡大などに投じるという。
上場後、興業太陽能の興業新材料への持ち株比率は67.6％に低下するものの、引き続き連結対象とする見通し。興業新材料はITO導電膜やPDLCフィルムを中核とする新素材事業などを展開し、2016年末時点の純資産は7762万7000元、2016年の売上高は9088万7000元、純利益は638万1000元だった。
（同件につきましては、2016年9月16日付「新素材の担当子会社をスピンオフ上場へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/06/30)
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