中国株ニュース 詳細
【4月26日の中国本土市場】
2017.04.26 17:09
主要指数は深センB株が下落したものの、そのほかは上昇。上海市場はいずれも続伸し、上海総合指数が前日比0.20%高の3140.84ポイント、B株指数は0.41%高の335.10ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が続伸し、0.38%高の1万204.84ポイント。B株指数は反落し、0.36%安の1127.24ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約11%増加し、概算で4307億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は4億2000万元の買い越し。「深股通」(香港経由の深センA株投資)の買越額は7億2600万元だった。
昨日の朝鮮人民軍創設記念日に核実験など重大な挑発行為がなかったことから、地政学リスクが後退した。上海総合指数は朝方こそ前日終値を割り込む場面があったものの、その後は堅調に推移。前場の中盤で上げ幅を広げ、本日の高値を付けた。後場の中盤を過ぎると上げ幅をやや縮め、小幅高で取引を終了した。上海市場と深セン市場のいずれも全体の5割半の銘柄が上昇した。
A株市場では昨日に続いて、北京の副都心「雄安新区」の関連銘柄を買い戻す動きが広がった。上海市場では、北京キャピタル(600008.SS)、北京金隅'A'(601992.SS)、深セン市場では建投能源(000600.SZ)がストップ高となった。そのほかでは唐山港(601000.SS)が6.95%高、中材節能(603126.SS)が4.86%高、華夏幸福基業(600340.SS)が3.53%高、天津港(600717.SS)が3.36%高だった。
一方、国産空母の進水式が報道通りに本日実施されたが、これを機に昨日は大幅高だった軍需株が利益確定売りに押された。中船防務'A'(600685.SS)が8.61%安、中国船舶(600150.SS)が5.48%安、江蘇亜星錨鏈(601890.SS)が3.77%安、華鋭重工(002204.SZ)が2.73%安だった。主力のセクターでは、保険株が堅調。銀行株や証券株はまちまち。二大石油株は軟調だった。
上海B株市場は全体の6割半の銘柄が上昇した。昨日から「*ST」特別処理が適用された*ST大化集団大連化工(900951.SS)と*ST上海普天郵通科技(900930.SS)がストップ高だった。
一方、深センB株市場は全体の6割の銘柄が下落した。3年連続の赤字見通しを受け、今月29日から売買停止となる予定の*ST南京普天通信(200468.SZ)がストップ安だった。(中国部・千原)
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門