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中遠海運発展、A株増資の内容を一部変更
2017.04.21 11:48
中遠海運発展(02866.HK)は21日、新しい関連規則に対応するため、A株増資の計画を一部変更したと発表した。割当株数の上限を当初の32億7868万8524株から23億3662万5000株(増資後の発行済み株数の16.67%)に引き下げる。割当価格の下限も当初の3.66元から、直近四半期のBPS(1株あたり純資産)、あるいは増資開始日から起算し直近20営業日の平均終値の9割のいずれか高い方に変更する。調達予定額の上限は当初の120億元から86億元に下方修正し、船舶・コンテナを含むリース事業担当子会社への追加出資や債務返済などに充てるとしている。
また、割当先もあらため、実質筆頭株主の中国遠洋海運集団有限公司(中遠海運)や複数の機関投資家に発行する予定。増資完了後、中遠海運の持ち株比率は40.85%に上昇する見通し。中遠海運にはマンダトリー・オファー(義務的公開買付)の義務が発生するが、その免除を申請する予定。今回発行する新株には最大36カ月のロックアップ(売却禁止)期間が設定されている。
(同件につきましては、2016年12月20日付「A株増資を国資委が承認」、2016年10月12日付「A株増資を計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/04/21)
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