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跨境通宝、再編計画を一部変更
2017.04.11 13:15
跨境通宝（002640.SZ）は11日、資産買収と増資を含む再編計画を一部変更したと発表した。当初は電子商取引（EC）の越境輸出などを展開する広州百倫供給鏈科技有限公司の未保有の出資持分84.6134％を取得する予定だったが、これを取り止める。一方でECの越境輸入などを手がける上海優壹電子商務有限公司（優壹電商）の出資持分100％の買収手続きは引き続き進めるという。これにより、買収総額は17億9000万元に変更され、うち6億2650万元は現金、残りは1株あたり15.93元で対価株を割り当てるかたちで支払う。
さらに第三者割当増資の調達上限額も6億5950万元に引き下げる。調達資金は優壹電商の買収の現金部分に充てる。最近の資本市場の変動などを考慮し、再編を着実に実施するために計画の変更を決めたと説明している。
再編がすでに完了したと仮定した場合、跨境通宝の2016年末の純資産は再編前に比べ30％、同年の売上高は24％、純利益は19％、それぞれ増加すると試算される。
なお、同社株は2017年3月29日から売買停止となっている。
（同件につきましては、2016年12月22日付「再編計画の審査通過を受け売買再開へ」、2016年12月12日付「越境EC会社の買収を含む再編を計画」をご参照ください）
【出所】深セン証取サイト上の公告(2017/04/11)
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