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中国中信、08年の巨額損失事件をめぐる裁判で勝訴
2017.04.11 13:15
中国中信（00267.HK）は10日、レバレッジ効果のあるデリバティブ（金融派生商品）契約で巨額の損失を出した2008年の事件をめぐり、不公正取引などを裁く市場失当行為審裁処（MMT）に同社と5人の元重役が訴えられた件について、同社勝訴の判決が出されたと発表した。原告側の香港証券及期貨事務監察委員会（SFC＝香港証券先物管理委員会）は情報開示をめぐり同社と元重役に財務状況の虚偽あるいは誤認に導く行為があったと主張していたが、MMTはこうした不公正な行為はなかったと認定。中国中信はMMTの判決を歓迎するという。
（同件につきましては、2014年9月12日付「08年の巨額損失事件でSFCが賠償請求訴訟」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/04/10)
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