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山東羅欣薬業、非公開化計画の予定スケジュール
2017.04.11 10:28
山東羅欣薬業（08058.HK）は11日、実質筆頭株主の劉保起・主席ファミリーなどによる同社H株の非公開化（上場廃止）計画について、予定スケジュールを明らかにした。非公開化を目的としたボランタリー・オファー（公開買付）はすでにスタートし、2017年6月26日に応募締切を迎える。公開買付は現時点で発効しておらず、応募締切日は延長される可能性もある。
非公開化計画を審議する株主総会は5月29日に開かれ、同日夜にも結果が判明する見込み。前提条件をクリアした場合、総会終了後に公開買付を含む非公開化計画が発効し、同社H株は6月5日に最終売買日、6月16日10時（日本時間）に上場廃止となる。
公開買付の提示価格は17.00HKドルで、2017年4月7日の終値16.36HKドルを3.91％上回る水準。非公開化計画の発効には、株主総会で独立株主の75％以上から承認を受けるなど、複数の条件をクリアすることが必要。現時点で劉主席ファミリーを含む62.28％の株主が公開買付への応募を確約している。
なお、今回の公開買付では、買付者に強制買取権が付与されないため、応募しないまま非公開化が決まった場合、非上場株を保有することになるため、その点について注意を喚起している。
（同件につきましては、2017年3月14日付「非公開化を目的とした公開買付を実施へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/04/11)
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