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【4月7日の香港市場】

2017.04.07 18:00

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は前日比0.02%安の2万4267.30ポイント、H株指数は0.02%安の1万273.80ポイントと、いずれも小幅に続落。レッドチップ指数は反発し、0.84%高の4036.14ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ約10%増加し、概算で888億400万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は、上海経由が22億7800万元、深セン経由が5億8300万元だった。

 ニューヨーク市場はダウ平均が小反発。米長期金利の上昇を受けて前日下落していた金融株が買い戻されたほか、原油相場の上昇を好感し、エネルギー株などが堅調だった。ただ、化学兵器の使用が疑われるシリアのアサド政権に対し、トランプ大統領が軍事行動を示唆したことで、地政学リスクへの警戒感が高まり、相場の重荷となった。本日の香港市場は、主要指数が前場の中盤で下げ幅を拡大。米軍がシリア軍基地をミサイル攻撃したと伝わり、リスク回避の売りにつながった。ただ、マーケットの混乱は短時間で収束し、徐々に買い戻しの動きが広がった。ハンセン指数とH株指数は前日終値付近まで戻して終了。レッドチップ指数は通信株の一角や石油株が買われたことで、後場で上げに転じ、本日の高値付近で引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、昨日の下落率2位だった中国聯合網絡通信(香港)(00762.HK)が買い戻され、上昇率1位の4.98%高。また、中東情勢の悪化を受けて原油相場が上昇し、本土系石油株が買われた。中国石油天然気(00857.HK)が2.30%高、中国海洋石油(00883.HK)が1.48%高、中国石油化工(00386.HK)が1.39%高となり、上昇率3~5位に並んだ。

 一方、昨日の上昇率4位だった蒙牛乳業(02319.HK)は反落し、下落率1位の2.30%安。国際情勢の影響を受けやすい香港系の金融株や不動産株も軟調。本土系銀行株も続落し、ハンセン指数やH株指数の重荷となった。

 そのほかでは、地政学リスクの高まりを背景に産金株が堅調。紫金砿業(02899.HK)が2.01%高だった。(中国部・千原)

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