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吉林奇峰、H株の非公開化計画の予定スケジュール
2017.04.07 13:27
吉林奇峰（00549.HK）は4月3日、親会社の吉林化繊集団有限責任公司（持ち株比率50.01％）による同社H株の非公開化（上場廃止）計画について、予定スケジュールを明らかにした。非公開化を目的としたボランタリー・オファー（公開買付）は同日付でスタートし、2017年6月30日に応募締切日を迎える見込み。締切日は延長される可能性もある。公開買付は現時点で発効していない。
非公開化計画を審議する臨時株主総会は5月19日に開かれ、同日夜には結果が判明する見込み。同計画が株主総会で承認され、TOBも発効した場合、同社H株は6月12日に最終売買日を迎え、6月16日10時（日本時間）に上場を廃止するという。
H株の買付価格は1.097HKドルで、2017年3月31日の終値1.02HKドルを7.55％上回る水準。公開買付を含む非公開化計画が発効するには、株主総会で独立株主の75％以上が賛成票を投じるなど、複数の条件が設定されており、必ずしも実施されるとは限らないと強調。また、今回の公開買付では、親会社に強制買取権が付与されないため、応募しないまま非公開化が決まった場合、非上場株を保有することになるため、その点について注意を喚起している。
（同件につきましては、2016年12月2日付「親会社が同社H株の非公開化を計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/04/03)
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