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深港通が年内スタートへ、日本人も深センA株へ投資可能に
2016.08.17 09:38
香港証券及期貨事務監察委員会(SFC=香港証券先物管理委員会)と中国証券監督管理委員会(CSRC)は16日、「深セン・香港ストック・コネクト」(深港通)を承認したと発表した。深港通が始まれば、日本人投資家も香港経由で深センA株に投資できるようになる見通し。香港交易所(00388.HK)の公告によると、「深港通」が始まるまでには4カ月ほどの準備期間を要する見込みで、開始時期については、あらためて発表するという。
深港通の基本的な枠組みは、2014年11月17日に始まった「上海・香港ストック・コネクト」(滬港通)と概ね同じだが、総投資限度額は設けられない。今回の発表を機に、滬港通の総投資限度額は即時撤廃された。
ただ、1日あたりの買越限度額は存続する予定で、金額は深港通と滬港通のどちらも同じとなる(本土から香港が105億元、香港から本土が130億元)。
香港経由で投資できる深センA株は、時価総額60億元以上の深証成分指数と深証中小創新指数の構成銘柄のほか、H株を重複上場している銘柄に限られる。また、スタートからの初期段階では、創業板(ChiNext)に投資できるのはプロ機関投資家に限られる。監督管理の問題などが解決した後、その他の投資家も創業板の銘柄に投資できるようになると説明している。
香港証券取引所の資料によると、香港経由で投資できる深センA株は約880銘柄。内訳はメインボードの約270銘柄、中小企業板(SMEボード)の約410銘柄、創業板の約200銘柄という。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/08/16)
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