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【4月14日の中国本土市場】
2016.04.14 17:24
主要指数はそろって続伸。上海市場は上海総合指数が前日比0.51%高の3082.36ポイント、A株指数が0.51%高の3225.79ポイント、B株指数が0.36%高の381.18ポイント。深セン市場はA株指数が1.02%高の2073.74ポイント、B株指数が0.28%高の1152.22ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約24%減少し、概算で6246億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は19億700万元の買い越しだった。
昨日発表の貿易統計が上振れし、これを材料にニューヨーク市場でダウ平均が続伸したこともあり、上海総合指数は小高く寄り付いた。だが、3100ポイントが視野に入ったことで高値警戒感が強まり、前場の中盤からは前日終値を挟んで一進一退。後場の中盤からは騰勢が増した。上海市場と深セン市場のいずれも全体の7割あまりの銘柄が上昇した。両市場合計の売買代金や「滬股通」の買越額は前日に比べ大幅に減少した。
2016年1-3月期の経済成長率の発表を明日に控え、投資家心理がやや慎重になったもようだ。経済成長率をめぐっては、国家発展改革委員会の記者会見で、好スタートになるとの発言が飛び出した。その一方で、大手の経済メディアが伝えた消息筋情報では、2015年10-12月期を下回るが、市場予想に比べ良いという。情報の正確性は不明だが、明日の経済統計の発表に高い関心が集まっている。これが本日の手控えムードにつながった。上海A株市場では銀行株、石炭株、鉄鋼株がまちまち。二大石油株は原油相場の下落を嫌気して反落。保険株や証券株は総じて堅調だった。
上海B株市場は全体の8割あまりの銘柄が上昇した。深センB株市場の上昇銘柄は全体の7割半だった。15年12月本決算を発表した銘柄では、10.75%増益だった常州ディーゼルエンジン(200570.SZ)が1.18%高、41.36%増益だった黄山旅行開発(900942.SS)が変わらず。なお、黄山旅行開発は株式分割(無償交付)を発表した。
(中国部・千原)
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