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鳳凰医療、華潤集団が大規模な医療事業資産を注入へ
2016.04.11 11:46
鳳凰医療（01515.HK）は8日、国務院系コングロマリットの華潤（集団）有限公司（華潤集団）から大規模な医療事業資産の注入を受けると発表した。鳳凰医療は総額37億2182万HKドルで、国内各地にある計47カ所の病院・介護施設を華潤集団から買い取る。対価は計4億6291万3516株の対価株で支払い、華潤集団は鳳凰医療の新筆頭株主として少なくとも35.7％の株式を保有するという。取引完了後、鳳凰医療は社名を「華潤鳳凰医療集団有限公司」（China Resources Phoenix Healthcare Group Co. Ltd.）に変更する方針。
鳳凰医療は現時点で北京市や天津市などで計60の病院を経営しており、ベット数は5780を数える。今回買収予定の47カ所のベット数は合計で約6000に達し、2015年の総医療収入は24億1000万元となっている。買収により、事業エリアが全国に広がり、大幅な規模拡大につながるとしている。
なお、取引が完了した場合、新筆頭株主となる華潤集団には未保有株に対してマンダトリー・オファー（義務的公開買付）の義務が発生するが、その免除を申請する方針。
今回の情報開示のため、同社株は2016年4月5日に売買停止となったが、2016年4月11日に取引を再開する予定。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/04/08)
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