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経緯紡織機械、株主総会で非公開化計画が承認
2015.11.17 09:34
経緯紡織機械（00350.HK）は16日、同社H株の非公開化（上場廃止）計画について、同日に開かれた臨時株主総会で承認されたと発表した。計画の実施には、ほかにも現在進行中の公開買付（TOB）で過半数を超える応募があり、親会社がH株全体の75％以上を掌握することなどが必要。1回目の応募締切日は2015年11月23日を予定しており、その時点で公開買付が発効した場合、12月21日に2回目の締切日を迎える見込み。すべての条件を順調にクリアした場合、同社H株は2015年12月21日に最終売買日を迎え、12月28日の大引け後に上場廃止になるという。
なお、公開買付の提示価格は12.0HKドル。今回の非公開化計画には複数の前提条件が設けられており、必ず実現するとは限らないとして、投資家に注意を喚起している。
また、今回の公開買付では、買付者に強制買取権が付与されないため、応募しないまま非公開化が決まった場合、非上場株を保有することになるため、その点についても注意を喚起。さらに、今回の公開買付は同社A株が対象外であることを強調している。
今回の情報開示のため、同社株は2015年11月16日に売買停止となったが、2015年11月17日に取引を再開する予定。
（同件につきましては、2015年9月30日付「H株非公開化を目的とした公開買付がスタート」、2015年8月14日付「親会社がH株非公開化を正式提案」、2015年7月29日付「実質筆頭株主がH株公開買付価格を引き上げ」、2014年3月24日付「実質筆頭株主がH株の公開買付を検討」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/11/16)
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