中国株ニュース 詳細
【11月12日の中国本土市場】
2015.11.12 17:15
主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が前日比0.47％安の3632.90ポイント、A株指数が0.47％安の3804.62ポイントと、反落した。B株指数は小幅に8日続伸し、0.09％高の377.09ポイント。深セン市場はA株指数が7日続伸し、0.28％高の2364.56ポイント。B株指数は7日ぶりに小反落し、0.20％安の1197.20ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約8％増加し、概算で1兆2316億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は本日も売り越しとなったが、売越額は15億3400万元に減少した。
上海総合指数は小幅高で寄り付いたものの、昨日と同様に戻り売りに押され、前場にかけて下げ幅を拡大した。後場寄り直後に3600ポイント割れ寸前まできたところで、押し目買いが優勢となり、終盤で上げに転じた。だが、取引終了間際に再び売りに押され、前日比マイナスで引けた。上海市場は全体の5割の銘柄が下落し、上昇銘柄は3割半にとどまった。深セン市場は下落銘柄の方がわずかに多かった。商いは引き続き活発で、売買代金は6日連続で1兆元を超えた。
上海A株市場は主力の銀行株、石油株、保険株が軒並み売られた。昨日は堅調だった証券株も、本日は利食い売りに押された。こうしたなか新エネルギー車の関連銘柄が堅調。電気自動車（EV）充電スタンドの動力源科技（600405.SS）やリチウムイオン電池の科力遠新エナジー（600478.SS）がストップ高だった。10月の新エネルギー車の生産台数が前年同月比で9倍、販売台数で6倍に達したことが政府の統計で明らかとなり、これが材料視された。
上海B株市場は下落銘柄が7割に達したが、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'（900948.SS）が2.00％高、上海錦江国際トラベル（900929.SS）が6.86％高となったうえ、上海中毅達（900906.SS）が3日連続のストップ高だったことから、上海B株指数はわずかに上昇した。一方、純粋B株の一角が昨日と同様に食い売りに押された。深センB株市場は全体の6割半の銘柄が下落した。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
