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【11月11日の中国本土市場】
2015.11.11 17:10
主要指数はそろって上昇。上海市場は上海総合指数が前日比0.26%高の3650.24ポイント、A株指数が0.26%高の3822.88ポイントと、小幅に反発。B株指数は7日続伸し、0.67%高の376.74ポイント。深セン市場はいずれも6日続伸し、A株指数が1.98%高の2357.94ポイント、B株指数が0.31%高の1199.71ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約9%減少し、概算で1兆1412億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は本日も売り越しとなり、売越額は26億3600万元に増加した。
上海総合指数は3600ポイントを回復してから戻り売りの圧力が強く、寄り付きから概ねマイナス圏で推移。後場の中盤で3600ポイント付近まで下げると、押し目買いが入った。急速に下げ幅を縮め、上げに転じると、その後は前日終値を挟んで一進一退。小幅高で引けた。上海市場は全体の6割あまりの銘柄が上昇した。深セン市場の上昇銘柄は全体の7割近くに上った。計画中の「深股通」(香港経由の深センA株投資)について、ベンチャー企業や中小企業が上場する「創業板」や「中小板」の銘柄も対象となる見込みと、深セン証券取引所の関係者が発言し、こうした銘柄が買われた。
売買代金は前日に比べ減少したものの、5日連続で1兆元を超える水準を維持。信用取引残高も1兆1000億元を超え、ここ2カ月半で最高となるなど、商いの回復が続いている。こうしたなか本日発表された10月の経済指標に大きなサプライズはなく、株価への影響は限定的だった。上海A株市場では、主力の銀行株、石油株、保険株が軟調。こうしたなか健康関連の銘柄が買われ、中珠HD(600568.SS)がストップ高。このほかオンラインゲーム、半導体、情報セキュリティ、クラウドコンピューティングなどの関連銘柄が堅調だった。売買代金の増加やIPO(新規公開)の再開を受け、証券株が軒並み買われた。
上海B株市場は全体の7割近くの銘柄が上昇した。昨日4カ月ぶりに売買を再開した上海中毅達(900906.SS)が2日連続のストップ高。一方、このところ上昇が続いていた純粋B株の一角が利食い売りに押され、上海匯麗建材(900939.SS)が1.14%安、上海陽晨投資(900935.SS)が0.83%安、恒天凱馬(900953.SS)が0.64%安だった。深セン市場の上昇銘柄は全体の6割だった。4カ月近くにわたって売買停止となっていた重慶建設摩托車(200054.SZ)が本日から取引を再開し、ストップ高となった。(中国部・千原)
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