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利福国際、劉ファミリーの持ち株比率が大幅に拡大
2014.12.24 14:36
利福国際（01212.HK）は23日、大株主の劉鑾鴻（トーマス・ラウ）首席執行官ファミリーなどが、主要株主である周大福企業有限公司の保有株すべて（現在の発行済み株数の32.27％）を買収したことを明らかにした。総買収額は約70億6343万HKドル、1株あたり14.75HKドルで、劉ファミリーの持ち株比率は20.61％から50％に拡大。これにより、劉ファミリーは関連規定に基づき未保有株に対してマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。
提示価格は1株あたり14.75HKドルで、2014年12月17日の終値15.22HKドルを3.09％下回る水準。劉ファミリーは利福国際の上場継続を約束。スケジュールなどはあらためて開示するとしている。
なお、利福国際の子会社である利福地産（02183.HK）に関しても株主構成が変化したが、利福地産に対するマンダトリー・オファーは免除されている。
今回の情報開示のため、利福国際と利福地産の株式は2014年12月18日に売買停止となったが、2014年12月23日午後2時（日本時間）に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/23)
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