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桑徳国際、企業買収規則違反でSFCが経営トップを批判
2014.12.08 14:34
桑徳国際(00967.HK)は5日、実質筆頭株主である文一波・主席が、「公司収購及合併守則」(企業買収規則、Code on Takeovers and Mergers)に違反したとして、香港証券及期貨事務監察委員会(SFC=香港証券先物管理委員会)に批判されたことを明らかにした。
企業買収規則によると、公開買付(TOB)の終了から6カ月以内に提示価格を上回る取引価格で当該企業の株式を取得することが禁じられている。
文主席は桑徳国際のシンガポール市場での上場廃止を目的に、TOBを実施。提示価格は1株あたり0.70シンガポールドル(約4.37HKドル)で、2014年1月17日に終了した。だが、文主席は2014年3月28日~5月9日に桑徳国際の株式560万株を5.94~7.55HKドルで取得したという。
これについて文主席は、不注意が原因だったと釈明している。
(同件につきましては、2014年1月20日付「公開買付の実施結果」、2014年1月6日付「公開買付が発効」、2013年11月29日付「シンガポールでの上場廃止予定日は14年1月27日」、2013年9月10日付「シンガポールでの上場廃止を目的に公開買付」、2013年7月1日付「シンガポールでの上場廃止を検討中」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/05)
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