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雷士照明、前CEOによる多額の資金横領を確認
2014.11.07 13:49
雷士照明(02222.HK)は6日、同社の法定代表人が最高経営責任者(CEO)だった呉長江氏から王冬雷・董事長に変わったことを受けて調査した結果、複数の銀行口座から多額の資金が引き落とされていたことが発覚したことを明らかにした。呉氏が同社に無断で複数の企業の借入金を保証し、これが原因だったと説明している。
呉氏は企業3社の借入金2億3000万元について担保を提供。借入金は返済されず、中国銀行に開設した同社の口座から2億3000万元が消えた。また、別の銀行に預けていた1億6500万元も同様の原因で失った。
このほか別の銀行に預けていた5300万元は、債務保証が原因で裁判所に差し押さえられた。また、別の銀行からも1億5400万元が引き落とされたという。
すでに広東省恵州市の公安当局は呉氏を横領の容疑で取り調べている。呉氏の扇動で2014年8月8日から操業停止となっている重慶市万州区の工場は、2014年11月3日に現経営陣が支配権を掌握し、再開に向けた準備を進めていると説明している。
同社株は2014年8月11日から売買停止となっている。
(同件につきましては、2014年8月29日付「万州工場停止の影響」、2014年8月20日付「会社支配権をめぐる抗争が再び勃発」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/11/06)
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