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【2月22日の香港市場】

2019.02.22 17:53

 主要指数は3日続伸。ハンセン指数は前日比0.65%高の2万8816.30ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は1.07%高の1万1427.29ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ5%減少し、概算で1091億3400万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が買い越しに転じ、買越額は7億9700万元。深セン経由は5億2400万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が4日ぶりに反落。景況感の悪化などが嫌気された。外部環境の悪化を背景に、香港市場は主要指数が低く寄り付いた。もっとも、米国のトランプ大統領が劉鶴・副首相と22日午後に会談する予定と報道されるなど、米中貿易交渉の進展への期待から、その後は下げ幅を縮小。後場の中盤にプラスに転じると、高値引けした。「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約12%だった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、スマートフォン部品の瑞声科技(02018.HK)が上昇率1位の11.92%高。小米B(01810.HK)が新型スマホ「小米9」を発表したことを受け、主要サプライヤーが恩恵を受けると大手投資銀行が指摘したことが買い材料視された。同業の舜宇光学科技(02382.HK)も連れ高し、上昇率2位の4.76%高。万洲国際(00288.HK)が上昇率3位の3.40%高。三全食品【売付のみ】(002216.SZ)が製造した水餃子からアフリカ豚コレラウイルスが検出された疑いが出た問題について、監督当局が一連の製品をすべて回収したと報道されたことが好感された。

 マカオのカジノ株は明暗が分かれ、銀河娯楽(00027.HK)が0.35%高だった一方、サンズチャイナ(01928.HK)が下落率2位の1.01%安。その他の銘柄では、聯想集団(00992.HK)が続伸し、4.94%高。昨日発表した決算が予想を上回ったことを受け、大手投資銀行が相次いで目標株価と投資判断を引き上げたことが好感された。本土系証券株が強い。中国銀河証券(06881.HK)が8.88%高、広発証券(01776.HK)が7.83%高、中信証券(06030.HK)が7.11%高。中国政府が株式市場に関する減税を検討していることが明らかとなり、買いが集まった。(投資調査部・関)
 
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