中国株ニュース 詳細
【11月20日の中国本土市場】
2018.11.20 16:56
主要指数はいずれも大幅安。上海市場は上海総合指数が4日ぶりに反落し、前日比2.13％安の2645.85ポイント。B株指数は7日ぶりに反落し、2.05％安の281.78ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が4日ぶりに反落し、2.82％安の7879.52ポイント。B株指数が続落し、2.06％安の889.93ポイント。両市場の売買代金は昨日に比べ約4％減少し、概算で4219億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）と「深股通」（香港経由の深センA株投資）はいずれも売り越しに転じ、売り越し額はそれぞれ18億9800万元、9億1700万元だった（注文ベース：買注文と売約定の差）。
前日のニューヨーク市場はハイテク株を中心に売られ、ダウ平均が大幅反落。外部環境の悪化を受け、上海総合指数は低く寄り付いた。その後は下げ幅を広げる展開。米国の商務省が、先端技術の輸出規制についてパブリックコメントの募集を開始したとの報道も嫌気された。後場も下げ幅を広げ、2650ポイントを割って取引を終了した。上海市場は全体の9割の銘柄が下落。上海市場の大型株で構成される上証50指数は1.81％安だった。深セン市場の下落銘柄は9割近くに上った。中小企業板指数は2.75％安、創業板指数は2.80％安だった。
上海A株市場の主力セクターでは、外資出資規制が緩和されるとの思惑から保険株が弱い。中国人寿保険'A'（601628.SS）が2.85％安、太平洋保険'A'（601601.SS）が2.81％安、新華人寿保険'A'（601336.SS）が2.55％安、平安保険'A'（601318.SS）が2.46％安だった。二大石油株は中国石油天然気'A'（601857.SS）が1.01％安、中国石油化工'A'（600028.SS）が1.14％安だった。
そのほかでは、セメント株が弱い。双馬スイデイ（000935.SZ）がストップ安、北京金隅'A'（601992.SS）が4.39％安、華新セメント'A'（600801.SS）が2.32％安、安徽海螺水泥'A'（600585.SS）が0.86％安。ハイテク株も軟調。大華技術（002236.SZ）が9.16％安、海康威視（002415.SZ）が8.71％安、科大訊飛（002230.SZ）が2.67％安。一方、中国版GPS衛星の打ち上げに成功し、関連銘柄が堅調。北斗星通導航（002151.SZ）が7.07％高、北方ナビ（600435.SS）が3.00％高、海格通信（002465.SZ）が1.39％高、航天時代電子（600879.SS）が0.32％高だった。
上海B株市場は全面安だった。深センB株市場は全体の9割半近くの銘柄が下落した。（中国部・関）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
