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【11月7日の中国本土市場】
2018.11.07 16:49
主要指数はいずれも続落。上海市場は上海総合指数が3日続落し、前日比0.67％安の2641.34ポイント。B株指数が続落し、0.57％安の276.25ポイントだった。深セン市場は3日続落。深セン成分指数が0.50％安の7752.04ポイント、B株指数が0.25％安の888.22ポイント。両市場の売買代金は昨日に比べ約8％増加し、概算で3389億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は18億4200万元の買い越し。「深股通」（香港経由の深センA株投資）の買越額は4億5100万元だった（注文ベース：買注文と売約定の差）。
米国の中間選挙を迎え、様子見ムードが広がった。上海総合指数は小高く寄り付いたものの、その後は前日終値を挟み一進一退。後場に入り、米上院が共和党、下院は民主党が過半数を獲得したと報道されると、マイナスに転じ、安値圏で取引を終了した。上海市場は全体の7割近くの銘柄が下落。上海市場の大型株で構成される上証50指数は0.69％安だった。深セン市場の下落銘柄は6割近くに上った。中小企業板指数は0.55％安、創業板指数は0.24％安だった。
上海A株市場の主力セクターでは、二大石油株が軟調。中国石油天然気'A'（601857.SS）が1.91％安、中国石油化工'A'（600028.SS）が1.73％安。保険株も弱い。中国人寿保険'A'（601628.SS）が1.72％安、平安保険'A'（601318.SS）が1.01％安、新華人寿保険'A'（601336.SS）が0.90％安、太平洋保険'A'（601601.SS）が0.46％安だった。
そのほかでは、5G（第五世代移動通信）関連株が強い。拓維信息系統（002261.SZ）がストップ高、長江通信（600345.SS）が3.43％高、中興通訊'A'（000063.SZ）が2.94％高。中国船舶工業集団有限公司が、米カーニバル、伊フィレッティと契約を締結したと報道され、造船株が堅調。中船科技（600072.SS）が1.07％高、中船防務'A'（600685.SS）が0.51％高。非鉄金属株も物色された。鵬欣資源（600490.SS）がストップ高、盛屯砿業（600711.SS）が5.73％高、カン鋒リ業'A'（002460.SZ）が1.71％高だった。
一方、証券株が軟調。中信建投証券'A'（601066.SS）が3.10％安、中信証券'A'（600030.SS）が2.31％安、招商証券'A'（600999.SS）が2.23％安、華泰証券'A'（601688.SS）が1.60％安だった。
上海B株市場は全体の7割半の銘柄が下落。深センB株市場は全体の6割半ほどの銘柄が下落した。（中国部・関）
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