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依波路、冠城鐘表珠宝が新たな筆頭株主に
2018.09.18 10:47
依波路（01856.HK）は16日、第三者企業の冠城鐘表珠宝（00256.HK）が新たな実質筆頭株主になると発表した。冠城鐘表珠宝は1株あたり1.85HKドルで同社株58.22％を取得することで契約。取引完了後、冠城鐘表珠宝は新たな実質筆頭株主として依波路の株式58.22％を保有する見込みで、未保有株にマンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。
マンダトリー・オファーの提示価格も1.85HKドルを予定し、2018年9月12日の終値1.44HKドルを28.47％上回る水準。冠城鐘表珠宝は依波路の既存事業の継続と上場維持を約束している。依波路の転換社債（CB）に対する公開買付も実施され、冠城鐘表珠宝は最大で3億6104万9700HKドルを拠出する可能性があり、すべて手元資金でまかなうと説明。冠城鐘表珠宝は依波路を傘下に入れることで、相互補完的なシナジー効果を見込めると強調している。
なお、公開買付のスケジュールは決まりしだい開示するという。
今回の情報開示のため、依波路と冠城鐘表珠宝の株式は2018年9月13日に売買停止となったが、9月17に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2018/09/16)
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