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中盈盛逹、増資で浮動株比率が低下見通し
2017.05.16 09:50
中盈盛逹（01543.HK）は15日、第三者割当増資が原因で同社株の浮動株比率が上場規則（25％）を下回る見通しを明らかにした。中盈盛逹は国有企業の仏山市金融投資控股有限公司（仏山金融控股）に加え、呉列進・主席を含む複数の経営陣などに計3億746万20株（増資後の発行済み株数の22.38％）の新株を割り当てる。仏山金融控股への割当価格は1.42HKドルを予定し、経営陣への割当価格は同価格を基準に定める方針。仏山金融控股からは約1億560万HKドルを調達する見込みであり、珠江デルタ地域での競争力強化に向けた買収資金や、中小企業向け貸出業務の拡大、ネット金融子会社の設立などに投じる。
割当価格の1.42HKドルは2017年5月15日の終値と等しい。増資完了後、仏山金融控股は同社株21.65％を保有し、新たな筆頭株主となる。一方で浮動株比率は上場規則の下限を下回る21.35％に低下する見通し。中盈盛逹は浮動株比率の回復に向け、必要な措置を講じるという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/05/15)
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