中国株ニュース 詳細
上海物資貿易、不正会計問題を受け過年度決算を遡及修正
2015.08.31 14:46
上海物資貿易(900927.SS)は29日、元子会社の不正会計を受け、同社の2008~2012年にわたる各年度の本決算を遡及修正したと発表した。修正後の純利益は2012年を除いていずれも下方修正されており、2011年は当初発表の1億627万4664元から約3030万元の減額となった。さらに修正後の総資産、純資産は2008~2011年にかけていずれも減少している。一方で虚偽記載を行った子会社は2013年12月に全出資持分を売却しており、2013年以降の決算には影響がないと説明している。
なお、中国証券監督管理委員会(CSRC)からは情報開示をめぐり「証券法」に違反したとして、すでに処分を受けている。
(同件につきましては、2015年6月15日付「情報開示規則違反でCSRCが処分」、2015年5月15日付「CSRCの処分決定に申し立て中」、2015年3月25日付「14年12月本決算に『追記情報付無限定適正意見』」、2015年2月16日付「CSRCから処分事前通知書を受領」、2015年1月15日付「CSRCの調査に進展なし」、2014年12月12日「『*ST』特別処理と上場一時停止の可能性」、2014年10月15日付「情報開示規則違反の疑いでCSRCが調査」をご参照ください)
【出所】上海証取サイト上の公告(2015/08/29)
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門