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中信資源控股、業績悪化見通しを発表
2014.10.27 10:16
中信資源控股(01205.HK)は24日、2014年12月本決算に悪影響を与える経営環境が続くとの見通しを明らかにした。石油価格や石炭価格が現在の水準にとどまったり、さらに下落したりした場合、同社グループの石油・石炭事業の利益率が低下する見込みと説明。また、コモディティ輸出入事業を展開する傘下のCITICオーストラリア・トレーディング(CATL)は、2014年7-9月期の業績が低迷。こうした状況は2014年末まで続く見込みで、さらに長期化する可能性もあるという。
なお、CATLの2014年1-9月期の売上高は前年同期比52.53%減の139億640万HKドルだった。世界経済の回復がスローペースであることに加え、中国経済も成長が鈍化しており、コモディティ需要が減少。また、青島港を舞台とした金融詐欺事件の影響で、CATLは2014年7-9月期に長期にわたり関係のあった取引先を失ったという。
CATLの子会社であるCITICオーストラリア・コモディティ・トレーディング(CACT)は、青島港の保税倉庫に預けたアルミナと電気銅地金(銅カソード)を引き渡すよう倉庫事業者を相手に訴訟を起こした。すでに2度の審問が行われたが、判決は下されていないと説明している。
また、山煤煤炭進出口有限公司やABNアムロ銀行シンガポール支店がCACTを訴えた件については、訴状などを受けていないという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/10/24)
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