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王朝酒業、14年6月中間決算は赤字継続見通し
2014.07.28 11:22
王朝酒業（00828.HK）は25日、2014年6月中間決算も赤字が続く見通し（未監査）を明らかにした。粗利益率の低下と粗利益の減少が赤字の主因。中国政府の綱紀粛正を背景とした宴席の減少に加え、経済環境の悪化や輸入ワインの影響で国産ワインの需要が低迷。低～中価格帯の製品を増やしたことで、平均販売価格が落ち込んだことも業績に影響したという。
ただ、赤字額はコスト抑制策の推進により、大幅に減少したと説明している。
同社は2012年12月本決算、2013年6月中間決算、2013年12月本決算が未発表の状態。これらの発表は、監査法人のアーンスト・アンド・ヤングが進めている内部調査が完了した後となる。このため2014年6月中間決算も発表できない状況にあるという。
なお、 同社株は2013年3月22日から売買停止となっている。
（同件につきましては、2014年6月2日付「当局の捜査に協力」、2014年5月15日付「香港拠点に家宅捜索」、2014年1月6日付「内部調査は継続中」、2013年12月2日付「13年12月本決算は赤字拡大見通し」、2013年11月1日付「内部調査の進ちょく状況」、2013年10月9日付「売買再開の条件を香港証取が明示」、2013年9月26日付「内部調査の中間報告を受領」、2013年9月2日付「内部調査の進ちょく状況」、2013年8月1日付「13年6月中間決算は発表遅延の見込み」、2013年7月1日付「内部調査の進ちょく状況」、2013年5月1日付「アニュアルレポートの送付が遅延」、2013年3月27日付「12年12月本決算の発表が遅延」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/07/25)
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