中国本土株市況

【4月27日の中国本土市場】

 主要指数は深センB株が下落したものの、そのほかは上昇。上海市場はいずれも3日続伸し、上海総合指数が前日比0.36%高の3152.18ポイント、B株指数は0.31%高の336.14ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が3日続伸し、0.23%高の1万229.19ポイント。B株指数は続落し、0.92%安の1116.84ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約21%増加し、概算で5210億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は2億3100万元の買い越し。「深股通」(香港経由の深センA株投資)の買越額は6億7300万元だった。

 上海総合指数は低く寄り付き、下げ幅を拡大。前場の中盤で節目の3100ポイントを割り込んだ。その後は買い戻す動きが広がり、後場の序盤で上げに転じると、本日の高値付近で引けた。上海市場は全体の6割近くの銘柄が上昇。深セン市場の上昇銘柄は全体の6割だった。両市場合計の売買代金は、8日ぶりに5000億元を上回った。

 本日の上海市場は、寄り付きからメーデー連休を前にした持ち高調整の売りに押された。連休と月末の直前ということもあり、上海銀行間貸出金利(SHIBOR)や上海証券取引所の国債現先利回りが上昇したことも嫌気された。国家統計局が発表した一定規模以上の工業企業の利益について、1-3月期は1-2月期に比べ増益率が鈍化したことが明らかとなり、これも投資家心理に影響したもようだ。もっとも、上海総合指数が大台を割り込んだことで、政府筋による買い支えへの期待が強まり、最終的にV字回復となった。

 上海A株市場では、時価総額の大きな銀行株、証券株、二大石油株がまちまち。保険株は堅調だった。そのほかでは環境関連株が大幅高。竜浄環保(600388)、盾安環境(002011)がストップ高。李克強首相が大気汚染対策への大規模な財政出動を示唆したことが材料視された。一方、主な軍需株が続落し、中船防務'A'(600685)が6.73%安、江蘇亜星錨鏈(601890)が4.75%安、中国船舶(600150)が3.86%安。北京の副都心「雄安新区」の関連銘柄も反落し、華夏幸福基業(600340)が4.14%安、北京金隅'A'(601992)が3.50%安だった。

 上海B株市場は全体の6割近くの銘柄が上昇した。一方、深センB株市場は全体の7割近くの銘柄が下落した。(中国部・千原)

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