中国本土株市況

【10月17日の中国本土市場】

 主要指数はいずれも3日ぶりに反発。上海市場は上海総合指数が前日比0.60%高の2561.61ポイント、B株指数が0.69%高の262.58ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が0.90%高の7365.20ポイント、B株指数が0.09%高の860.05ポイント。両市場の売買代金は昨日に比べ約10%増加し、概算で2585億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)と「深股通」(香港経由の深センA株投資)は重陽節にともない本日は停止。再開は10月18日を予定している。

 米長期金利が一服したほか、米国企業の好決算などを受け、ニューヨーク市場はダウ平均が大幅反発。外部環境の改善を背景に、上海総合指数は高く寄り付いた。しかし、積極的な買いは続かず、前日終値付近で前引け。後場の序盤でマイナスに転じたが、中盤にかけて縮め、小幅高で取引を終了した。上海市場は全体の7割あまりの銘柄が上昇。上海市場の大型株で構成される上証50指数は0.56%高だった。深セン市場の上昇銘柄は7割あまりに上った。中小企業板指数は0.81%高、創業板指数は1.24%高だった。

 上海A株市場の主力セクターでは、時価総額の大きな銀行株がまちまち。四大国有銀行株は中国銀行'A'(601988)が0.85%高、中国農業銀行'A'(601288)が0.80%高だったものの、中国建設銀行'A'(601939)が0.43%安、中国工商銀行'A'(601398)が0.36%安。二大石油株は中国石油天然気'A'(601857)が1.90%高だった一方、中国石油化工'A'(600028)は1.22%安だった。

 そのほかでは、海南省の自由貿易区に関する計画が正式に発表されたことを受け、海南省の地場系株が強い。瑞沢建材(002596)が4.32%高、羅牛山(000735)が2.93%高、海峡航運(002320)が1.78%高。一方で、中国国旅(601888)がストップ安。海南省の自由貿易区にからみ、免税店の営業許可が他社にも認められ、同社の独占的な地位が脅かされるとの見方が出たもようだ。ソフトウェア株も堅調。中国ソフト(600536)がストップ高、太極計算機(002368)が8.86%高、浪潮ソフト(600756)が7.96%高、中長石基信息(002153)が7.56%高。ガス株が軟調。火炬燃気(603080)が2.64%安、仏山燃気(002911)が2.21%安、陝西天然気(002267)が0.94%安、重慶燃気(600917)が0.39%安だった。

 上海B株市場は全体の6割弱の銘柄が上昇。深センB株市場は全体の5割半ほどの銘柄が上昇した。(中国部・関)

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