中国本土株市況

【4月20日の中国本土市場】

 主要指数はいずれも下落。上海市場は上海総合指数が3日ぶりに大幅反落し、前日比1.47%安の3071.54ポイント。B株指数は反落し、 1.06%安の318.62ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が3日ぶりに大幅反落し、1.78%安の1万408.91ポイント。B株指数も大きく反落し、1.95%安の1088.93ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約7%減少し、概算で4473億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)と「深股通」(香港経由の深センA株投資)はそろって売り越しに転じ、売越額はそれぞれ7億5400万元、2億9500万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 米中通商摩擦への警戒感が広がるなかで週末を迎え、上海総合指数は低く寄り付き、前場で節目の3100ポイントを割った。後場も下げ続け、本日の安値付近で取引を終了した。上海市場と深セン市場のいずれも下落銘柄は全体の8割に達した。上海市場の大型株50銘柄で構成される上証50指数は1.31%安で、下落率は上海総合指数よりも小さかった。深セン市場の中小型株は幅広く売られ、中小企業板指数が1.87%安、創業板指数が2.05%安だった。

 上海A株市場の主要セクターでは、昨日は堅調だった銀行株が軒並み下落。時価総額の大きな四大国有銀行株では、中国工商銀行'A'(601398)が前日比変わらずだったものの、中国農業銀行'A'(601288)が1.05%安、中国建設銀行'A'(601939)が0.53%安、中国銀行'A'(601988)が0.26%安。二大石油株はそろって反落し、中国石油天然気'A'(601857)が1.41%安、中国石油化工'A'(600028)が1.01%安。保険株も売られ、太平洋保険'A'(601601)が3.13%安、新華人寿保険'A'(601336)が1.90%安、中国人寿保険'A'(601628)が1.38%安、平安保険'A'(601318)が0.51%安だった。

 両市場いずれも幅広い銘柄が売られるなか、ハイテク技術の国産化の機運が高まり、半導体などの関連銘柄が堅調。亜翔集成(603929)がストップ高だったほか、紫光国芯(002049)が6.93%高。また、北京市の副都心「雄安新区」の関連銘柄も買われ、韓建河山【売付のみ】(603616)が5.75%高、冀東装備(000856)が4.79%高だった。「雄安新区」をめぐる13件のプロジェクトが年内に着工し、総投資額は600億元を超えるとの情報が流れ、これを好感した。

 B株市場は上海と深センのいずれも全体の8割半の銘柄が下落した。(中国部・千原)

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