中国本土株市況

【7月21日の中国本土市場】

 主要指数はB株が堅調だったものの、A株は軟調。上海市場は上海総合指数が4日ぶりに反落し、前日比0.21%安の3237.98ポイント。B株指数は小幅に4日続伸し、0.08%高の329.58ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が4日ぶりに小反落し、0.02%安の1万364.82ポイント。B株指数は4日続伸し、0.25%高の1171.97ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約12%減少し、概算で4441億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は買い越しに転じ、買越額は3億8200万元。「深股通」(香港経由の深センA株投資)は12億1900万元の買い越しだった。

 上海市場は昨日まで3日続伸していたこともあり、週末を控えて売りが先行した。上海総合指数は低く寄り付き、前場の中盤や後場で上げに転じる場面もあったが、総じて軟調に推移。本日の安値付近で引けた。上海市場と深セン市場はいずれも全体の半数ほどの銘柄が下落。週末を控えていることから、両市場合計の売買代金は3日ぶりに5000億元を下回った。

 上海A株市場の主要セクターでは、四大国有銀行株の一角は堅調だったものの、そのほかの銀行株は軟調。二大石油株や保険株も売られた。こうしたなか、人工知能(AI)関連の銘柄が堅調。深セン市場では軟控(002073)が9.81%高、和而泰智能(002402)が2.31%高、海康威視(002415)が1.96%高。上海市場では曙光信息産業(603019)が2.96%高だった。新世代AIの発展計画を国務院が発表し、これが材料視された。2020年までにAIの中核産業の規模を1500億元超とすることで、関連産業の規模を1兆元超にする戦略。2030年にはAIの中核産業だけで1兆元を超える規模とし、関連産業の規模を10兆元超に引き上げるという。

 上海B株市場は全体の6割の銘柄が下落し、上昇銘柄は2割半にとどまったが、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が上昇率2位の2.08%高、華新セメント(900933)が同3位の1.91%高となった影響で、上海B株指数はわずかに上昇した。

 深センB株市場も上昇銘柄が全体の3割ほどにとどまったが、大型株に牽引され、深センB株指数は上昇。時価総額の大きな山東晨鳴紙業'B'(200488)が2.72%高、江鈴汽車(200550)が2.00%高、重慶長安汽車(200625)が1.93%高となり、上昇率1~3位に並んだ。(中国部・千原)

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