香港株市況

【6月22日の香港市場】

 主要指数はハンセン指数が小幅に反発し、前日比0.14%高の2万9338.70ポイント。中国企業指数(旧H株指数)は続落し、0.21%安の1万1339.87ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約4%減少し、概算で990億4500万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が買い越しに転じ、買越額は3億4800万元。深セン経由は6億800万元の買い越しだった。(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 米国と各国との貿易摩擦が激化することへの懸念を背景に、ニューヨーク市場はダウ平均が約1年3カ月ぶりの8日続落。米商務省のロス長官は強気の姿勢を崩しておらず、米中貿易摩擦への警戒感も続き、本日の香港市場は主要指数が低く寄りついた。こうしたなか香港系の銘柄やハイテク株などが買われ、ハンセン指数は後場で上げに転じ、小幅高で取引を終了。中国企業指数は上昇した構成銘柄の方が多かったものの、時価総額の大きな石油株や銀行株が重荷となり、続落となった。手控えムードが強く、メインボードの売買代金は5日ぶりに節目の1000億HKドルを下回った。本土マネーも模様眺めとなり、「港股通」の売買代金がメインボード全体に占める比率は約9%にとどまった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、香港鉄路(00066)が上昇率2位の3.20%高。来年から商業不動産事業が収穫期を迎えると予想するアナリストが投資判断と目標株価を引き上げ、これを好感した。マカオのカジノ株がそろって買われ、サンズチャイナ(01928)が1.61%高、銀河娯楽(00027)が0.95%高。内需株も買われ、恒安国際(01044)が上昇率1位の3.21%高。このほか、香港系の銘柄、通信株、ハイテク株などが堅調だった。

 一方、石油輸出国機構(OPEC)が増産に動くとの見方から、石油株が軟調。中国石油天然気(00857)が下落率1位の1.03%安、中国海洋石油(00883)が同5位の0.80%安、中国石油化工(00386)が0.70%安だった。このほか、本土系銀行株などが軟調だった。

 そのほかでは、莎莎国際(00178)が3.97%高。18年3月本決算が大方の予想を上回り、特別配当も発表したことが引き続き材料視された。(中国部・千原)

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