香港株市況

【12月17日の香港市場】

 主要指数はいずれも小幅に続落。ハンセン指数は前営業日比0.02%安の2万6087.98ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は0.07%安の1万351.81ポイントだった。メインボードの売買代金は先週末に比べ約17%減少し、概算で554億1800万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が8100万元の買い越し。深セン経由の買越額は2億8900万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 先週末のニューヨーク市場はダウ平均が3日ぶりに大幅反落。中国の11月の経済統計で小売総額や工業生産が市場予想を下回り、世界経済への影響が懸念され、投資家心理が悪化した。本日の香港市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)や中国の中央経済工作会議を週内に控え、様子見ムードが強かった。主要指数は前場にかけて、先週末の終値を挟んで一進一退。後場は概ね小幅高で推移したが、終値を決める板寄せ(クロージング・オークション・セッション)で小幅安に転じた。手控え感から、メインボードの売買代金は先月23日以来の600億HKドル割れとなった。

 ハンセン指数は上昇した構成銘柄の方が多かったものの、時価総額の大きな保険株が重荷となった。平安保険(02318)が0.94%安、AIA(01299)が0.46%安だった。下落率1位は吉利汽車(00175)の2.62%安。中国政府が米国車への追加関税を一時停止すると決定したことが売り材料となった。このほかではマカオのカジノ株の下げが目立ち、銀河娯楽(00027)が下落率2位の1.85%安、サンズチャイナ(01928)が同4位の1.41%安だった。本土系石油株も売られ、中国石油天然気(00857)が1.11%安、中国海洋石油(00883)が0.93%安、中国石油化工(00386)が0.30%安だった。

 一方、米中両国で事業展開する万洲国際(00288)が反発し、上昇率1位の1.68%安。先週末は下落率2位だったが、米中摩擦が後退することへの期待感が広がり、買い戻された。先週末の下落率1位だった石薬集団(01093)も反発し、本日は0.34%高。このほか、ディフェンシブな香港系公益株などが堅調だった。(中国部・千原)

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