香港株市況

【10月17日の香港市場】

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は前日比0.01%高の2万8697.49ポイント、レッドチップ指数は0.13%高の4396.24ポイントと、小幅に4日続伸。H株指数は4日ぶりに反落し、0.29%安の1万1568.31ポイント。メインボードの売買代金は昨日に比べ約19%減少し、概算で838億7900万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は上海経由が8億6700万元、深セン経由が7億6200万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が続伸し、3日ぶりに過去最高値を更新。ナスダック総合株価指数も上昇し、連日で過去最高値を更新した。一方、香港市場は主要指数が高値警戒感を背景に、前日終値を挟んでの小動きに終始。いずれの指数も下落した構成銘柄の方が多かったが、大型株の動きが明暗を分けた。米韓軍事合同演習が実施されるなか、北朝鮮への制裁を強化した中国で中国共産党第19回全国代表大会(十九大)が明日から始まることから、地政学リスクも意識された。売買代金は昨日に比べ大きく減少した。

 ハンセン指数の構成銘柄では、昨日の上昇率3位だった中国旺旺(00151)が続伸し、本日は上昇率1位の3.34%高。業績回復を予想するアナリストが、投資判断と目標株価を引き上げたことが買い材料となった。瑞声科技(02018)も続伸し、上昇率2位の2.59%高。足元の業績は低迷が予想されるが、来年は期待できると判断するアナリストが、株価の調整は買い場と評価し、目標株価を引き上げたことを好感した。長江実業 (01113)は高層ビルの権益売却が引き続き材料視され、上昇率3位の1.27%高。AIA(01299)は今週末に発表する新契約価値への期待を背景に上昇率5位の0.98%高だった。

 一方、昨日の上昇率1位だった香港交易所(00388)が利益確定売りに押され、本日は下落率1位の1.59%安。テンセント(00700)は馬化騰・主席の保有株売却を嫌気し、0.22%安。時価総額の大きな本土系銀行株が反落し、ハンセン指数の重荷となった。そのほかの銘柄では、中国食品(00506)が13.63%高。酒造事業の売却にともない特別配当を実施することが買い材料となった。(中国部・千原)

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