香港株市況

【4月20日の香港市場】

 主要指数はそろって反落。ハンセン指数は前日比0.94%安の3万418.33ポイント、中国企業指数(旧H株指数)は1.51%安の1万2054.23ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約14%減少し、概算で992億8900万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)はいずれも売り越しに転じ、売越額は上海経由が13億3400万元、深セン経由が9200万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場はダウ平均が続落。半導体ファウンドリ世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が業績予想を下方修正し、アップル社製スマートフォンの需要が落ち込んでいるとの見方が広がった。これを受け、アップル、半導体株などが売られ、相場の重荷となった。本日の香港市場は主要指数が低く寄り付き、前場の中盤では上げに転じる場面もあったが、その後は下げ幅を広げる展開。本日の安値圏で取引を終了した。米中通商摩擦への警戒感から、商いが低迷。ここ3週にわたって金曜日にメインボードの売買代金が1000億HKドルを割っている。

 ハンセン指数の構成銘柄では、TSMCが業績予想を下方修正したことを受け、スマホ部品製造の銘柄が大幅安。瑞声科技(02018)が7.26%安、舜宇光学科技(02382)が5.62%安となり、下落率1~2位に並んだ。下落率3位は聯想集団(00992)の3.56%安。米国議会が委託した米中経済・安全保障審査委員会(USCC)が報告書を発表し、中国政府が企業の諜報活動を支援していると指摘。そのうえで、華為技術、中興通訊(00763)、聯想集団を名指ししており、これが売り材料となった。

 昨日は堅調だったエネルギー株も大きく下げ、中国石油化工(00386)が2.59%安、中国海洋石油(00883)が2.41%安。本土系の不動産株も反落し、中国海外発展(00688)が2.06%安、華潤置地(01109)が2.05%安、碧桂園控股(02007)が1.76%安。時価総額の大きな本土系銀行株も軒並み売られ、中国工商銀行(01398)が1.74%安、中国建設銀行(00939)が1.46%安。また、マカオに隣接した珠海市横琴区に国際リゾートアイランドを建設する計画が国務院に報告されたことを嫌気し、銀河娯楽(00027)が1.69%安、サンズチャイナ(01928)が1.45%安だった。

 一方、米中通商問題との関連が比較的薄い内需系銘柄の一角が上昇。中国旺旺(00151)が2.92%高、蒙牛乳業(02319)が1.25%高だった。(中国部・千原)

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