マンスリーレポート

'18.3.27  投資調査部

4月の展望

上値が重く不安定な相場は続く

◆前は米中貿易摩擦、後ろに国内政局不安

 トランプ大統領が保護主義を鮮明化させている。鉄鋼等の追加関税が与える影響は低いだろうが、日本とのFTA(自由貿易協定)交渉開始が示唆された。自動車等への関税拡大や農産物の輸入拡大は求められよう。トランプ大統領は複数の予備選挙を5月に控え、減税と並ぶ公約の柱の貿易問題に着手したと見る。米中貿易摩擦は北朝鮮を巡る両国の駆け引きも想定され、5月の米朝首脳会談に向けて今後も不透明感が続こう。

 最大のリスクは森友学園問題と考える。安倍内閣総辞職がなくとも、低下した支持率の回復は難しい。98年の接待汚職事件で旧大蔵省から金融庁が分離されたように、理財局の分離や国税庁と社会保険庁の統合など、財務省解体論が高まる可能性がある。アベノミクスと共に大幅な金融緩和体制も終焉しよう。

 4月下旬から本格化する決算発表に注目。外部環境が変動しても増配や自社株買いなどを実施しやすいキャッシュリッチ銘柄。18年度も利益拡大が期待される低PER銘柄など。(3/27田部井)


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