日本株マンスリーレポート

マンスリーレポート

'17.6.27  投資調査部

7月の展望

米中経済の減速が夏場の株価調整要因

◆小売業の3-5月期決算動向がポイント

 政府は6月の月例経済報告で、堅調な消費を背景に景気判断を半年ぶりに引き上げた。4月鉱工業生産は前月比4.0%増と大幅な増産を記録、国内製造業は好調な滑り出しになった。一方、企業は米中経済の減速傾向や為替動向の不透明感から、保守的な17年度業績見通しを発表した。

 投資家は業績面で不安感を抱えていよう。7月中旬からは小売業を中心に3-5月期決算発表が本格化する。小売業で堅調な進捗率が確認できれば、7月後半から始まる17.3期決算企業の4-6月期決算発表を前に業績不安は払拭されるとみる。

 米中経済では、7月に公表される指標(特に雇用統計や消費者物価)が市場予想を下回るかが注目される。6月は多くの米経済指標が市場予想を下回ったが、株式市場の反応はなかった。7月に2カ月連続で下回るならば、景気減速への懸念が出始めよう。中国の減速は、ある程度市場に織り込まれたとの見方もある。ただ、足下の商品市況の下落からみれば、十分ではないだろう。夏場の株価調整リスクに警戒したい。(6/27、田部井)


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