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【10月13日の香港市場】

2017.10.13 18:14

 主要指数は小幅に続伸した。ハンセン指数は前日比0.06%高の2万8476.43ポイント、H株指数は0.16%高の1万1519.81ポイント、レッドチップ指数は0.11%高の4379.00ポイント。メインボードの売買代金は前日比で約4%減少し、概算で873億6400万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が21億6900万元、深セン経由が10億7900万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 週末の香港株市場はやや方向感に乏しい展開となった。主要指数は概ね前日終値を挟んだ小動きに終始し、最終的にかろうじてプラス圏で大引け。9月の良好な貿易統計や1-9月の中央企業(国務院直轄の国有企業)の好業績が伝わると、中国経済の先行き見通しが一段と改善し、地合い全体を下支えした。他方、前日の米国市場で株価指数やニューヨークWTI原油先物が小幅に調整。高値警戒感が一段と強まり、主要指数の上値を重くした。

 米系大手投資銀行による買い推奨が引き続き好感され、香港の航空最大手である国泰航空(00293)が続伸。3.90%高で昨日に続いてハンセン指数構成銘柄の上昇率1位となった。本土系の三大航空株は反発し、中国南方航空(01055)が2.01%高、中国東方航空(00670)が1.79%高、中国国際航空(00753)が1.65%高。足元での人民元高が手がかりになった。9月の貿易統計を材料に港湾大手が堅調に推移し、招商局港口(00144)が2.33%高、大連港(02880)が2.20%高、天津港発展(03382)が0.80%高。

 このほか、官民パートナーシップ(PPP)に関する相次ぐ支援政策を追い風に、環境インフラ関連の銘柄が堅調だった。天津創業環保(01065)が4.57%高、中国能源建設(03996)が2.83%高、東江環保(00895)が2.61%高、雲南水務(06839)が2.22%高。将来的な5G(第5世代移動通信)市場の拡大を見越し、中国通信服務(00552)が3.71%高、瑞声科技(02018)が3.70%高、中興通訊(00763)が2.82%高、中国電信(00728)が0.97%高など、通信・通信設備・スマホ関連株が値上がりした。

 一方でカジノ収入の減速が警戒され、マカオのカジノ大手が低迷。銀河娯楽(00027)が1.57%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1位に沈んだ。同業のサンズチャイナ(01928)も0.52%安と連れ安。保険株の一角に利益確定売りがみられ、衆安保険(06060)が0.84%安、中国太平(00966)が0.84%安。大都市の住宅市場で減速感が広がっていることから、融創中国(01918)が2.18%安、華潤置地(01109)が0.82%安など、一部の不動産株が軟調だった。(中国部・畦田)
 
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