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華菱鋼鉄【売付のみ】、資産交換を含む再編を計画
2017.02.22 11:29
華菱鋼鉄【売付のみ】（000932.SZ）は22日、親会社との資産交換や資産買収、増資を含む大規模な再編計画を発表した。華菱鋼鉄は主力の鉄鋼・非鉄事業の全資産・負債を親会社に売却する一方、親会社などから保険・証券・信託業務を手がける湖南財信投資控股有限責任公司、総合証券会社の財富証券有限責任公司、鉄鋼生産の余熱を利用した発電事業を手がける湖南華菱節能発電有限公司を完全買収する。資産の売却額は総額60億9203万4100元、取得額は総額139億6015万6300元に上り、差額は現金や対価株を割り当てるかたちで支払う。さらに華菱鋼鉄は親会社を割当先に増資を実施し、約84億元を調達する計画。調達資金は買収予定の金融事業会社への追加出資などに充てるとしている。
一連の再編を通じ、華菱鋼鉄は業績不振が続く鉄鋼・非鉄事業から撤退し、新たに金融事業と余熱発電事業を主力とする企業集団への転換を進める。再編が過去に完了したと仮定した場合、華菱鋼鉄の2016年7月末の純資産は80億5520万6800元、2016年1－7月の売上高は32億6659万4300元、純利益は4億8525万7200元と試算される。
また、対価株、増資の発行価格はいずれも3.63元を予定。再編を通じて計46億5853万4600株（再編後の発行済み株数の60.70％）の新株が発行され、親会社の持ち株比率（共同行為者の分も含む）は82.93％に上昇する見通し。
【出所】深セン証取サイト上の公告(2017/02/22)
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