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【1月12日の中国本土市場】

2017.01.12 17:34

 主要指数は小幅に続落した。上海市場は上海総合指数が前日比0.55%安の3119.28ポイント、B株指数が0.14%安の341.93ポイントと3日続落。深セン市場でも深セン成分指数が0.82%安の1万131.23ポイントと3日続落した。B株指数も続落し、0.27%安の1122.68ポイント。両市場の売買代金は前日比で約9%減少。概算で3637億元に過ぎず、7営業日ぶりに4000億元を割り込んだ。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は6億9200万元の買い越し、「深股通」(香港経由の深センA株投資)も6億400万元の買い越しだった。

 本土市場は約7割半の銘柄が値下がり。主要指数は概ね小動きが続いたものの、後場で調整圧力が強まり、安値圏で大引け。上海総合指数は3100ポイント、深セン成分指数は1万ポイント割れが警戒される水準まで後退した。中国のGDP統計を来週、旧正月連休を再来週に控え、昨日に続いてリスク回避の思惑や流動性低下への警戒感がみられた。特に後場に入り、幅広いセクターが軟調に推移。IPO(新規公開)の増加による需給悪化が意識され、新興企業向け証券市場「創業板」の上場銘柄が引き続きさえなかった。もっとも、国有企業改革の進展が本日も材料視され、下値は限られた。

 軍需関連の銘柄が低迷し、中船防務'A'(600685)が3.24%安、中国船舶(600150)が2.92%安、中航飛機(000768)が2.75%安、中航動力(600893)が1.50%安。鉄鋼セクターに戻り売りが目立ち、撫順特殊鋼(600399)が2.48%安、北京首鋼(000959)が2.01%安、武漢鋼鉄(600005)が1.94%安、鞍鋼'A'(000898)が1.62%安。原油価格の上昇が警戒され、中国東方航空'A'(600115)が2.25%安、中国南方航空'A'(600029)が1.49%安、中国国際航空'A'(601111)が0.80%安と、国有航空大手3社もそろって値下がりした。

 一方、ゴム相場の先高感やタイヤメーカーによる製品値上げの動きが材料視され、資源会社の海南天然ゴム(601118)が1.94%高、タイヤ大手の賽輪金宇(601058)が0.71%高。また、国有企業改革をテーマに、建設大手の中国冶金科工'A'(601618)が3.72%高、発電会社の大唐国際発電'A'(601991)が1.80%高など、中央企業(国務院直轄の国有企業)傘下の上場企業の一角に買いが入った。北斗衛星導航系統(中国の衛星測位システム)の導入が急ピッチに進んでいることから、北斗星通導航(002151)が4.29%高と買い進まれた。

 B株市場はA株に連れ安し、幅広い銘柄が下落。一方で下げ幅は限られ、上海B株の下落率1位は上海百聯集団(900923)の1.04%安だった。また、大型液晶ディスプレイ(LCD)の価格上昇の傾向を追い風に、京東方科技(200725)が2.15%高で引けた。(中国部・畦田)
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